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ワカサギ釣りでは、七輪を用いた暖を取る方法は減りつつあるが、宿泊をかねたアウトドアシーンでは
、炭を用いたり木材を燃やしたり、野趣味ある時間を過ごすには、着火作業が必須となる。
簡易キャンプやバーベキューで炭や湿気った木材に手を焼いた方も多いはず。

今回はそんなモヤモヤ解消のアイテムの紹介



フィールドガストーチ


私も持っているガストーチ

乾いた小枝を準備できる河原なら、こいつに勝る
着火方法は無い。石で組んだ即席の囲炉裏に、びっしりと
葦やら小枝を詰め、その上に炭をパラパラと落とす。
おもむろに小枝などをバーナーで熱せれば驚くほど早く
炭に火を映せるのである。

小枝や枯草を集め難いのならば、クーラーボックスなどに、1日分の
   新聞紙を準備しておくと良いであろう。
新聞紙を1枚づつにして、
長さ30センチ程度の筒に丸め、最後に雑巾を絞るようにひねって、
囲炉裏に並べると、小枝の代用になる。

乾燥していればライターで十分だし、速く
火を起こしたいのならバーナーだな。

少々湿った流木や炭を用いるのなら、右の灯油を新聞紙に垂らして着
火すれば、結構湿った流木でも火を起こせる。
濡れた流木は、焚き火
で乾かしながら燃やすのが鉄則である。


2・3人のお泊り釣行なら、カセットコンロとコッフェルのセット、
そしてガストーチと焼き網があれば十分な野営が出きるであろう。

加筆:この所、フライスや旋盤作業に使うチョットしたカッター
を自作する場面がある。鋼材の焼入れを行うのに、こいつが
結構お役立ち・・・・ 1300度の表示があるが、鋼材の
焼き入れ温度まで上げるには、2本のトーチを使う
(2006.04.15) 


MSR 燃料ボトル

こいつは必需品だね。安全に灯油を運搬できる。
ケロシンランタン・ストーブの予備燃料用

私が中学生だった頃、夏休みと言えば川で遊んでいた。
イワナとカジカしか魚らしい物が住まない川だから、夏の炎天下でも
水温は10数度しか上がらず、紫色になった唇をブルブルいわせながら
暑く焼けた大石に体を貼り付けていた。

朝から川で遊ぶのに、家から持ち出すものといえば、水中眼鏡・ヤス・トマトや
キュウリ・塩と肥後の守・そして、ヒデとマッチだった。
ヒデとは、松の根を割ったもので、群馬の田舎ではお盆の夕刻に、
門近くで燃やし、祖先を迎える儀式に使うものだ。( カドビのこと)

   河原に付いて、石で小さな生簀を作り、トマトを放り込む。川でイワナを捕って   
腹が減ったら、細い流木を拾ってヒデで焚き火をした。柳の枝や沢胡桃の枝で
串を作って、イワナを塩焼きで食うと体が火照った記憶がある。

さて、灯油の利点は、少々湿った流木でも燃やすことが出来ることだ。
ヒデは、松脂を大量に含んでいる為に、湿っていても火がつくのだが、
便利性を考えれば灯油に軍配が上がる。

灯油では、ヒデ特有の燃焼臭(良い臭い)がないので少し寂しい所だ。


何を用いて火だねを作るかを中心に考えれば、火種の
基材を新聞紙にするか、小枝や枯草にするのか。そして、着火の
補助として、どの着火剤を用いるのかが見えてくる。




着火燃

使ったことがない その1

自分では使ったことが無い。当然使い勝手も解らない。昨年、お
月見晩酌会に出かけたときに、友人が使っていた。

トングで枝類に、これをまぶし着火した。アルコールが原料の着火
剤なので、昼間の着火には注意が必要だ。炎が見えないからね。

野外での火の扱いには注意しよう。
周囲に燃えやすいものがあったり。火傷をしたり。

自然の中に火を持ち持ち込んでいるのは、我々であり
簡単に、自然を破壊してしまう脅威の行為でもある。



コフラン ティンダー

使ったことがない その2

上と同じくまったくっわからない。コメントも出来ん。

そこで、お月見のお話。

残暑厳しい9月、自己流十五夜を楽しむことがある。
虫の音を聞きながら満月の月光をあおぎつつ、ウインナーやら豚肉を串
に刺し、小さな炎で炙って頬張る。クーラーボックスには塩を降った大量
の氷でキンキンに冷やした冷酒。 会社のこと、子供のこと、友人と一献
盛りながらゆったりと過ごす時間は贅沢な限りである。

月明かりと虫の音を楽しむには。、焚き火は小さい方が良く、ランタンも
いらない。強すぎる明かりは邪魔なだけだ。おおげさなバーナーも要らな
い。必要最低限だから味わえる風情かもしれない・・・・



アイアングリルテーブル
← 肉を焼く鉄板ではない。

野外において火をおこすとき、河原や砂地のような場所ばかりではない
牧草地の端でキャンプをさせてもらえたり、芝生のような場所もある。
河原で火をおこしても、撤収時には真っ黒になった石を残すのも少々
気が引ける方には、重宝な一品であろう。

子供の頭程の石を5つばかし並べ、この鉄板を乗せる。この鉄板の上で
調理を行った後、火を消し灰を回収すれば完璧だ。但し重いのと、芝など
の植物は、燃焼時の熱で死んでしまうので、数日後に訪れると枯れてし
まっていることが多い。





・・・ひとこと・・・

キャンプやバーベキューでは、炎は必需品である。釣行先で夜明かしするとき、他のパーティーと席を並べることがあるが、私の年代
でも、炭をおこすのに1時間以上を費やしているのを目にすることがある。私は、昭和40年代半ばの生まれであるが、ゲーム機の普及
やビデオ、エアコンの完備などが急速に広まった為に、火もおこせない、ナイフも使えない輩が生産されたのではなかろうか?

火をおこすのには、“最初は小さな炎から”が鉄則である。葦や枯草の束を多めに敷き詰め、次に指程度の枝、その上に手首程の
枝を置く、火を付け手首程の枝に火が移ったら、パラパラと炭を巻き入れ、後は団扇で扇ぎまくる。炭に火が移る状態になると、
バチバチと炭が踊るが、ここでびびったら炭はおきない。一気にやってしまおう。

ちなみに、私はガムテープを着火材に使ったり、絞った新聞紙を用いて炭を起こすことが多い。
葦や枝を集めたりが結構な時間だからだ。。。

着火剤を用いるのも良いが、基本を身につけてから着火剤を用いようではないか。基本が出来ん輩は着火剤をも上手に使えないのだ




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