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赤城大沼や榛名湖では、ボート釣り・穴釣りのシーズン中にガスってしまうことがある。
特に赤城大沼での濃霧で、湖上をうろうろしてしまった釣行経験者は多いであろう。

そんな時、自分の位置を確認したり、進行方向を確認できるアイテムが、GPSやコンパス
である。このページでは、コンパス関係について紹介する。

日常の生活では、なかなかコンパスの世話になることは少ないが、宅地造成や道路整備
など、これが無いとどうにもならない現実も存在している。
もっとも、測量関係機器はここで紹介する商品とは、価格や精度等別格であるが・・・
この世界は奥が深く面白い。はまると切が無い。もっと測量の授業をとるべきだったと思っている。

赤城大沼でガスってしまったら、コンパスを用いて歩けばよい。車を止めたのが、沼の東なら、
コンパスの針=北を維持して東に向かって歩けばよい。
湖畔を道路が取り巻いている
ので、車から大きく離れても、湖上を3周もするようなことなく、
迷った場所から東湖畔にたどり着ける。

使い方は、こちらから 2 3 4


エンジニアリング・コンパス


いわゆるレンザティックコンパス

このコンパスを初めて見たのは、学生時代の測量の授業であった。
卒業後、ワカサギ釣りを始めた時、このコンパスの測定性能の
高さを利用して、釣果の良かったポイントを、正確に記録する
つもりで購入したのだが、これが意外と使いにくい。
方位と距離から、畑などの極簡単な測量ならいけるかな?

さて、釣行の合間に、目標物をミルで読み取り、白紙に記入していく、
例 水門402 
青年の家幅336−366 赤城神社駐車場115度(204)

※ 便宜上 目盛は直読みだが、正式には3360−3660である。

簡単な絵と一緒に記入しておき、帰路歩数を測って、次回ポイントに
入る時は、神社側の測定位置から、115度の逆方位をコンパス
でトレースしながら、帰路測定した歩数を歩く。

国土地理院の地図などに、落とす場合偏差などを考慮しなければ
ならないが、この場合は実測値として無視。

で、結果は・・・
赤城大沼では、目標物が6時入場では真っ暗で見えない。
強い降雪やガスると、目標が見えない。
上記データーを合致させるのに、時間がかかる。。。
誤差が大きい。(三角関数表近似値使用)
コウ使うのは、熟考の余地がありそうだ。

注)自分のはビクセン製 これ以外は、夜長針が狂っている物
が目に付く。夜行しなければ問題無い気もする。





レンザティックコンパス


いわゆるレンザティックコンパス その2

他のコンパスと異なり、このコンパスは磁針と一緒に方位盤も
回ってしまうところにある。方位とミルの目盛を読むレンズと
目標物を合わせるワイヤー付スリットからなっている。

目標物にワイヤーを合わせ、レンズ内から方位やミルを
読み取る事で、距離や目標物の長さが測定できるのだが、
現場で計算するのが、結構億劫である。

 
目標の山を同定したりするには、ベースコンパスの方が使い易いと思う。 

ちなみに、レンザで測定する場合下記の公式を使う。
W/L=tan(2πnx20/6400)

左記の場合(単位m)
60/L=tan(2x3,14x300x20/6400)
60/L=tan(37600/6400)
60/L=tan5,875°
60/L≒tan6°
60/L=0,1051
L≒570

W:目標の大きさ L:目標までの距離
どちらかが判らないと計算不可

注)安い物は、固定線が無いものも有る。
十二分に眺めてから買うべし!









シルバコンパス


レンザとベースコンパスの中間機?

友人からの聞き及びだと、かなり使い易く精度も良いとの事。使ったことも、
手にとった事もないから、使い勝手は何ともいえない状況である。

2007年7月現在、自分はレンザティックコンパスを愛用しているが、これといっ
て困ったことない。性能や精度が、うんぬんとのうたい文句や、レンザティック
コンパスは、陸自が使用とかのキャッチフレーズだが、現代の戦闘において
コンパスを砲弾の着弾点決定に用いているかは、少し疑問が残る。

一々ミルを測って、移動して、又測って地図に落として・・・・・ 

この間に、自分が着弾目標になってしまうのではないか?

では、なぜレンザを使っているかといえば、

『初めてみたコンパスだったから』という理由だけである。




シルバコンパス


オリエンテーリングご用達?

コンパスといえば、このモデルを思い浮かべる方が多いかもしれない。
上記のレンザよりも、地図と合わせて使うには、使い勝手がいいと思う。

過去、私も迷ったことがある。良くいく笹の群落なのだが、
3m近い背丈の千島笹の中で、竹の子採りに夢中に有るあまり、
目標物も見えない、来た経路もわからない事態に陥った。
コンパスを見れば、東西南北は判るが、地図上では・・・・。

判っている状況は、取り付いたのは、車止めから真北の竹薮。
竹薮は、東西に伸びる尾根の南斜面。
コンパスを使い、北へ向いて斜面に立つと、斜面は北へ傾斜している。

この事から、北斜面へ入ってしまったと推測したが、もし別の小尾根
を越えていたら、これまた読み間違いになってしまう。

そこで、自分の位置を確認すること、案の定、北斜面に廻りこんでいた。

行きなれた山でも、迷うことがるのだ。

この一件以来GPSを持ったが、藪の中や樹幹の発達したブナ林
では、使い物にならない。今でも5月末からは、コンパスを併用
することがあるのが現状だ。



自分の位置を割り出すのは、最低2点の目標を使う。詳しいことは、コンパスの取り説を呼んでくださいな。

現在地特定の手順で大事なのは、下記の通りである。
@ 濃霧・夜間など、目標が特定できない環境に無いこと。
A 見通しが悪ければ、山等が、見とおせる場所を確保する。
竹藪なら切る。林内なら開けた場所へ移動する。

尚、地図が読めれば、かなり正確な山だては可能。方位を測らなくても、自分の居場所は結構わかるものだ。

ただ、自分も確信を得る為に、測定をすることは有る。

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